秋田港と能代港で、国内初の大規模洋上風力発電事業に取り組む風車メーカーが5日、秋田県男鹿市の男鹿海洋高校を訪れ、洋上風力発電に関わる人材の育成に役立ててもらおうと水中ドローンを寄贈した。
デンマークに本社を置く世界最大手の風車メーカー「ベスタス」の洋上風車は、秋田港と能代港の洋上風力発電事業で33基が使われている。
5日は、ベスタスの日本法人ベスタス・ジャパンの担当者が、秋田県内で唯一、海洋の科学や技術を学ぶ「男鹿海洋高校」を訪れ、浅野博之校長に水中ドローンやパソコンなどの目録を贈った。
水中ドローンは、洋上風車の水中部分を保守点検する際などに活用が見込まれている。
男鹿海洋高校では、秋田県沖で今後、大規模な洋上風力発電事業が控えていることから、風車設備の保守管理や作業員を洋上風車に輸送する大型船の運航に携わる人材の育成に向け、授業が実施されている。
男鹿海洋高校 海洋科1年・金野碧海さん:
「今後の学校生活で水中ドローンの練習などをするので、今回の水中ドローンでいろんなことが学べたらうれしい」
ベスタス・ジャパン 小林隆将さん:
「洋上風車のメンテナンスや様々な調査で活用できると思うので、知識や技能を深めるために使ってほしい」
男鹿海洋高校は、海洋調査や課題研究などの授業で水中ドローンを使っていきたいとしている。