映画『月』相模原障がい者大量殺人事件をモチーフにしたおぞましい人間ドラマ【映画レビュー 考察 興行収入 興収 filmarks 宮沢りえ 二階堂ふみ 磯村勇斗 オダギリジョー】

映画『月』相模原障がい者大量殺人事件をモチーフにしたおぞましい人間ドラマ【映画レビュー 考察 興行収入 興収 filmarks 宮沢りえ 二階堂ふみ 磯村勇斗 オダギリジョー】



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●オススメ動画
100本ホラー映画レビュー https://youtu.be/dqqyI-x-oFU

●内容紹介(映画.comより引用)
「舟を編む」の石井裕也監督が宮沢りえを主演に迎え、実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の同名小説を映画化。

夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、正義感や使命感を徐々に増幅させていき……。

洋子の夫・昌平をオダギリジョー、同僚のさとくんを磯村勇斗、陽子を二階堂ふみが演じる。

2023年製作/144分/PG12/日本
配給:スターサンズ
劇場公開日:2023年10月13日

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●映画評価額

大人映画館料金1800円を基準にいくらまでなら出していいかで評価します。
2000円 金字塔(そのジャンルの最高峰)
1900円 神作(数年に1度やってくる大当たり)
1800円 名作(その年のナンバーワンレベル)
1700円 傑作(その年のベスト5以内レベル)
1600円 優秀作(その月のナンバーワンレベル)
1500円 秀作(金を払っても損なし)
1400円 良作(オススメできる最低ライン)
1300円 佳作(そこそこ面白い)
1200円 及第作(映画館正規料金を払って許せる及第ライン)
1100円 力作(惜しい! 映画の日の1000円なら許せる)
1000円 凡作(DVD新作料金なら許せる)
 900円 拙作(DVD準新作料金なら、まあ)
 800円 愚作(DVD旧作料金でなんとか)
 700円 駄作(金返せ!ライン)
 600円 下作(絶望・茫然自失)
 300円 ゴミ(鑑賞中断・殺意が芽生えるレベル)
 200円 クズ(発狂)
 100円 ゲロ(もうね、作品が嫌いというよりこいつを作っているヤツらが嫌い)
90円以下 Z級(もはや伝説。狙って出せる評価ではない。大半の人は理解できないが熱狂的ファンがつく。まさに逆金字塔!)

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50代男性、小説家(ミステリ)です。また歯科医師でもあります。このチャンネルでは映画やドラマ、ゲームなどのレビューをメインにお届けしています。

#月 #映画レビュー #映画感想 #映画ランキング

View Comments (15)
  1. なかなか見応えのある映画でした 登場人物たちの造形もできていて引き込まれました でも一言だけ言わせてもらうと今の障害者施設の職員さんはこの映画で描かれているような人はほとんどいないと思いますので障害者施設がすべてこのような所と思わないでほしいです私が知る限りあのような暗い施設はありませんよ

  2. 他の方もコメントされていますが、石井裕也監督と満島ひかりさんは、早くに離婚されています。
     失礼ながら、海外の大量殺人事件に比べて、本作のモデルとなった相模原の事件の被害者は少ないという発言は、看過できません。もちろんこの事件そのものを肯定されているわけではないので、ポロっと出た言葉だったのでしょうが…。
    当地福岡の放送局RKB(TBS系列)の解説委員長の神戸金史さんは、障害のあるご子息をお持ちで、この事件を単に仕事として取材して終わりにはできず、殺人を犯した被告に直接会って、殺人動機などを聞いていらっしゃいます。著書もあります。映画『月』そのものから派生してしまいましたが、こういう動きもあったことをお知らせしました。悪しからず。

  3. 悲しい事に事件当時SNSでは植松容疑者の思想に賛同する人間も多かった印象もあるので、日本で重軽度問わず障がいを抱えて生きる方々とそのサポートをする側にとっても約6年という歳月では何一つ傷は癒える事は無いというのは大前提として、こういった手の作品を通じて今一度見直す必要はあると感じますね。

  4. 犯人の両親が教育者だったことがこの事件の元凶だった。教育によって人が人を変えることはできない。そして人が人を変えることは許されない。死刑制度は社会を維持するための制度に過ぎない。人が社会を維持しようとする以上、死刑制度は不可避なのだ。「カッコウの巣の上で」を支持するような勘違の偽善こそがこの悲劇の元凶なのだ。

  5. 七尾先生のおすすめがあったので、劇場で鑑賞してきました。実際の施設をどれだけ反映しているのかは別として磯村勇斗くん演じるさとくんの問いは人間存在に触れる、簡単には否定出来ないものを含んで、その説得力がとても恐ろしかったです。そして磯村勇斗くんの狂気を含んだ演技が実はもっとも正気なのではと思わせるような迫真さで脱帽でした。
    傑作だと思います。
    同じようなテーマのロストケアとは似て非なる深い映画でした。

  6. 賞レースに関して言及されていましたが、少なくとも助演男優賞に関して言えば、かなり激戦になる気がしました。個人的には、

    『エゴイスト』宮沢氷魚
    『怪物』永山瑛太

    の二人の一騎打ちと思っていましたが昨日この作品を鑑賞して磯村勇斗の名前も急浮上した思いが強いです。

    昨日は、この映画と『シックオブマイセルフ』を続けて観たせいでかなり精神的ダメージが凄いです。

    衝撃度で言えば、去年観た『あのこと』級の凄まじさでした。

    2本とも傑作だと思いましたが、どちらか一本は日をずらすべきでした。😅

  7. 死刑囚と障碍者を同列に語るのは、倫理的にも論理的にもちょっとどうかと思いますよ

  8. 残念ながら植松がああなったのも分からんでもない。自分は訪問介護をしているのだが利用者に寝たきりのお婆さんがいた。彼女には知的障害の息子がおり、私が介護している時もグループホームにいる息子の心配ばかりしていた。体が動けるまで面倒みていたらしい。
    そんな彼女の願いで正月に息子のいるホームに車いすで連れて行った。しかし息子の反応は塩対応、恨みがましい態度で母親を見ようともしない。その時私は少なからずショック状態だった。自分が散々世話になった母親、体が不自由になるまで世話してもらった母親にここまで冷たく出来るのかと絶望した。犬でも世話してもらったら、ここまで邪険にせんと思った。知的障害だから仕方ないと周りは言う。でも私の知る人間じゃないよう感じた。多分その時心は植松に近いものだったんだろう。そりゃ居心地の良い自宅を追出されたのは腹も立つんだろう。でもそれが何故か考えもしないし考えられもしない。そんな存在生きている意味あるのかと言う心境だった。まぁ結論として知的障害の子供は成人年齢になったら親離れ子離れしたほうがいい、双方年取っての別れは禍根を残します。

  9. 昨夜鑑賞してきました
    昼夜の判別もつかない施設の湿度の高い空気感がこの作品の全ての様に感じました

    そして何より役者がいい!4人の宅飲みシーン好きです
    そしてサトクンと洋子の対峙にぐっと飲み込まれました

    しばらくこの作品の問いかけが心にこびりついて離れそうにありません

  10. 梅田ブルクで見てきました。本当に見応えがありました。俳優さんたちが皆さん物凄く迫真の演技でした。
    さとくんが洋子に犯行を予告するシーンは、さとくんのセリフがグサグサと胸に突き刺さりました。
    お前もそうだろって責められ続けている気持ちになりました。
    とても重いテーマを目の前に突きつけられて、とても深く心に残る作品でした。
    ただ、映画的にはう〜ん。という所もありました。
    そもそも、洋子は自分のメンタルがまだ全然癒えてないのに、なんで精神的にも肉体的にも過酷極まりないあの施設に就職したのか?
    めちゃくちゃ高給だったらお金のためなんだろうけど、さとくんが手取り17万だって愚痴ってたくらい過酷な労働のわりに薄給だし。
    ラストシーンも疑問でした。映画では何を伝えたかったのか、ラストシーンでわからなくなりました。
    洋子も昌平も結局は認められた一握りの人で、普通の人はみんな陽子やさとくんのように認められないその他大勢なわけで。
    慎ましい幸せは誰かに認められなければ得られないのかな?とこのラストシーンで思いました。わたしはそうとは思わないので、納得はできませんでした。
    でも、鑑賞して良かったと思います。

  11. 日本は大学の費用を払うために若い女性が体を売る国。老人と女子大学生が性行為をしなければならない国。
    障害者や囚人や高齢者に湯水の如く税金を使うなら、その前に大学を無料にすべきでは?欧州では無料です。
    あと、欧州では善良な市民も犯罪者にも安楽死を選ぶ権利がある。
    日本人は病気で生地獄でも安楽死できない。

    以上のような不条理を世に問うために、植松さんはあのような事件を起こした側面がある。
    しかしその視点はこの映画で描かれていない。
    なのでこの映画にはがっかりした。
    この事件を映画化出来た事には価値があるが、映画化するなら安楽死を合法化すべき側で作品を作ってもらいたかった。
    そもそも日本がスイスのように安楽死okの国なら植松さんもあのような殺害をしなかったはず、植松さんも悪いがもっと悪いのは政治家と金儲けのために安楽死を合法化しない医師会である。

    長生きし過ぎると恐ろしい生地獄が待ってますよ?
    これは全ての人がさけることが出来ない事実。

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