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こんにちは。今回は、俳優・作家・イラストレーター・ラジオパーソナリティ…肩書きでは語れない唯一無二の存在、リリー・フランキーさんの“すごさ”に迫っていきます。
一体、彼はなぜここまで多くの人々を魅了し、心を揺さぶるのでしょうか? その秘密は、生き方そのものにありました。
🧒1. 生い立ちと芸術的ルーツ
1963年、福岡県北九州市に生まれたリリー・フランキー。本名は中川雅也。3歳で両親が別居し、母“オカン”に育てられながらも、夏休みには父“オトン”の元で過ごすという複雑な家庭環境にありました。
父はグラフィックデザイナー、祖父も芸術家。そんな環境の中、幼少期から絵を描くことが日常の一部となり、美術の世界は彼にとって“自分の言葉”でした。
高校進学を機に一人暮らしを始め、大分県の芸術緑丘高校を経て武蔵野美術大学へ。東京で自由な表現の世界へ踏み込み、ファミコンに夢中になって留年するなど、破天荒な学生生活を送りました。
🎨2. 多彩すぎる表現活動
彼のすごさは、「多彩であること」そのものより、「どの分野でも本物であること」にあります。
– イラストレーターとしては『おでんくん』を生み出し、NHKでアニメ化されるほどの人気。
– デザインや広告、CDジャケットなどでも印象的な作品を多数制作。
– 絵のスタイルは素朴ながら、人間味にあふれ、下絵なしで一気に描き上げる感性は“爆発的”。
作家としては2005年に発表した『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』が220万部以上のベストセラー。「本屋大賞」も受賞し、ドラマ・映画・舞台化もされました。
この作品は、母“オカン”との絆と家族への想いを温かく、切なく描いた自伝的小説。リリーさんは「母の存在がすべての作品の原点」と語ります。
🎬3. 俳優としての異常な振り幅
38歳から俳優活動を本格化させたリリーさんは、映画『凶悪』では冷酷な殺人犯を、そして『そして父になる』では温かく包容力のある父親を演じ、圧倒的な演技力を見せつけました。
『万引き家族』での存在感も記憶に残ります。日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞などを受賞し、演技の振り幅は“異常”と称されるほど。
スティーブン・スピルバーグ監督も「頭を叩くときの躊躇の仕方が素晴らしい」と絶賛した逸話は、彼の“自然体の演技”の深さを象徴しています。
🎙️4. ラジオという素の空間でも輝く
『スナックラジオ』では、バビ(BABI)さんという女性アーティストとの軽妙な掛け合いが人気を集めています。
バビは代官山育ちの画家・写真家。俳優・永山瑛太の紹介でリリーと出会い、京都で金屏風の共同制作を経て、ラジオ番組がスタート。
“アルバイト女子店員”という設定で出演するバビとの自然体で飾らない会話は、まるで深夜のスナックで繰り広げられる人生相談のよう。
恋愛関係ではなく、互いの感性を尊重し合う、表現者同士の信頼関係。リリーさんは「無名でも面白いから出したい」と語り、彼女を引き上げました。
💘5. 愛と人間関係のすごさ
2000年頃には女優・加藤紀子さんとの交際が報道され、『東京タワー』の“彼女”のモデルではないかと噂されました。
その後も柴咲コウさんや長澤まさみさんなど著名人との関係が噂されるも、結婚歴はなし。「愛や結婚に理屈を語らないところに人間味を感じる」と言われるように、彼の恋愛観はどこか詩的で哲学的です。
🧩6. 名言と哲学から見えるすごさ
彼の語る言葉には、人生をゆるく、しかし深く見つめる視点があります。
– 「人は汚れれば汚れるほど、涙もろくなる」
– 「何かになりたいと思ったことはない。ただ、表現したいだけ」
– 「人にコテンパンに見られる経験は大事」
こうした言葉の裏には、彼の傷つきやすさと強さが同居しています。決して理想を押し付けない。むしろ、理屈を超えた“人間の美しさ”を感じさせてくれます。
🌏7. “肩書きでは語れない”存在
60歳を超えてなお創作を続ける彼は、「社会と少し線を引いている」と語ります。
でも、線を引くことで見えてくることがある。表現することで人とつながれる。そんな信念が、彼を突き動かしています。
“なにかになろうとするのではなく、ただいいものをつくりたい”。その姿勢は、表現者だけでなく、すべての「生きる人間」に響くものです。
🎬 エンディングメッセージ
リリー・フランキーのすごさとは何か。それは「どんなジャンルでも本物」であること。そして「人間をそのまま描く力」にあります。
肩書きでは語れない男。けれど、その作品と言葉を通して、私たちは何度も“人間っていいな”と思えるのです。