新総裁の高市氏始動 少数与党脱却へ連立拡大か 公明と溝? 中国SNS「極端に反中」【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年10月6日)

新総裁の高市氏始動 少数与党脱却へ連立拡大か 公明と溝? 中国SNS「極端に反中」【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年10月6日)



 自民党総裁選で高市早苗氏(64)が新しい総裁に選ばれました。女性が自民党の総裁に選ばれたのは初めてになります。ただ、早くも連立の枠組みに懸念の声が出ています。

■高市氏始動 麻生氏と会談「ぼちぼち」

自民党 高市新総裁
「日曜日なのに休んでください」

 総裁選から一夜明けた5日、自民党本部に姿を見せた高市新総裁。さらに麻生太郎最高顧問の姿もありました。

 新総裁のもと、早速動き始めた自民党。2人が本部に入ってからおよそ2時間後、高市氏が出てきました。

高市新総裁
「(Q.麻生さんとはどのようなお話を?)いろいろです。皆様のほうはワーク・ライフ・バランスを大事になさって下さい」
「(Q.党の人事はどれくらい固まりましたか?)ぼちぼちです」
「パソコンを打つとか、そういう作業には向いていないが、伝統と格式ある椅子なんだろうなと。来月で立党70周年。そんななかで女性の総裁が初めて誕生した。自民党の景色が少し変わる」

 4日に党本部総裁室の椅子に座ったのは、選挙が終わったおよそ4時間後でした。

■少数与党脱却へ連立拡大か 公明と溝? 

 経済や外交など多くの課題が山積みのなか、注目されるのは「どの政党と連携」をするのか…。

高市新総裁
「基本的な考え方の合う政党。首班指名より前にというのが、これからのやはり安定した政治ということを考えますと、非常に大事な私の希望だったわけでございますが、これも相手のあることです。自公連立と同じようにやはり政策。しっかりと協定を結んでやっていくと」

 会見で高市氏は、少数与党から抜け出す、連立枠組みの拡大に意欲を示し、15日にも召集される臨時国会で、総理指名選挙が行われる前に新たな連立相手を決めたいと強調しました。

 野党党首からは、このような声が上がりました。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「年収の壁の問題であったり、我々が言っていたことについては、かなり尊重する旨の発言もされていたと聞いていますので、政策協議の要請があれば、政策協議にはしっかり向き合っていきたい」

日本維新の会 吉村洋文代表
「高市新総裁は、政策に詳しい“政策通”だと思っています。もし本当に(連立の)正式な打診があれば協議をするというのは当然のことだと」

 一方、現在のパートナー、公明党。総裁就任直後に斉藤鉄夫代表と面会しました。

斉藤代表
「今後、政策協議を行いまして、一致すれば連立政権にということになりますが、まだ今の段階では何とも申し上げることができないのが現状」

 斉藤代表は「政治とカネ」の問題や「靖国神社参拝」などについて懸念を示しました。また、日本維新の会との副首都構想を前提にした連立入りについても牽制(けんせい)しました。

斉藤代表
「(Q.(高市氏は)どういう反応をされた?)我々が懸念している事項について、うなずきながら率直に聞いて頂いて『それらの心配がないようにしたい。しっかりとした政権協議、政策協議を行っていきたい』」

 連立のパートナーである公明党が、懸念を伝えるのは異例です。

■熱烈“トラ党” バイクにヘビメタも

 新総裁に選出された高市早苗氏。一体どんな人物なのか?

 奈良県出身の高市氏は、1961年に会社員の父と警察官の母の間に生まれました。高校卒業後は神戸大学経営学部に進学。学生時代にはバイクに乗り、ヘビーメタルバンドでドラムを担当。

 大学卒業後には、多くの政治家を輩出した松下政経塾に入塾しました。

 初当選は1993年の衆院選。無所属で立候補し、得票数はトップでした。

 当時32歳の初登院の際にはこのように話しました。

「(国会議員は)いつ入ってきていつ辞めてもいいと思うんですよ。日本の国会議の場合つぶしがきけへんでしょ。辞めた後はただの人以下でしょ」

 そしてテレビ番組に出演し、さまざまな政党から勧誘を受けたことを明かします。

「無所属の人のところには、いろんな党から電話が当然かかってきますね。無所属でいたいんだと言うと、せめて何かの会派に入って下さいという話になりますね。無所属でいいから会派にだけ。じゃあまた首班指名も終わって、全部終わったらゆっくり考えます。そうじゃなくて、それまでに決めてくれなきゃ困るっていうんで。非常にお急ぎなんで」

■安倍政権で初入閣 憧れは英サッチャー元首相

 自民党に入党したのは初当選から3年後。同期で政治信条が近い安倍晋三氏と親交を深めました。

 しかし、2003年の衆院選では落選。

高市氏(当時42)
「あれだけ頑張って働いて厳しい審判を受けたんですから、国会議員としてそれ以上のことは私にはもうできないと思います」

 結婚したのは、この議員バッジを外していた時期でした。披露宴では安倍氏が乾杯の音頭を取ります。

自民党 安倍幹事長代理(当時)
「おふたりのご多幸と、そして高市早苗先生の政界復帰を祈念いたしまして、杯をあげたいと思います」

 そんな願いがかなったのか、この年の郵政選挙で政界に返り咲きます。

 そして2006年、第一次安倍政権で沖縄・北方担当大臣として初入閣を果たします。

 その後、女性初となる自民党政調会長や女性初の総務大臣など、着実に実績を積んだ高市氏。安倍元総理に近い保守派として存在感を高めていきます。しかし前回の総裁選では…。

自民党 逢沢一郎選管委員長
「石破茂君をもって当選者と決しました」

 1回目の投票で1位になりますが、決選投票では石破氏に敗れました。

高市氏
「亡くなった両親からは素直で頑固と言われてまいりました。それは相反することかもしれない。割とこの信念は強い。一回決めたことは割とぶれない、曲げないというところが頑固」

 尊敬する政治家については…。

「一度だけ対談を直接生前にさせていただいたのですが、マーガレット・サッチャー元英国首相です。サッチャー回顧録分厚いですが、上巻下巻今も大事にしています」

 イギリスで初の女性首相となった“鉄の女”の愛称で知られるマーガレット・サッチャー氏。そのサッチャー氏を象徴する「青」をイメージしたのか、青色のスーツで臨んだ今回の総裁選。

総裁選挙 管理委員長
「高市早苗君183票、小泉進次郎君164票でございます」

■総裁選決選投票で制す 地元歓喜で号外も

 1回目の投票で高市氏は1位となりますが、過半数に届かず、決選投票へと進みます。

 決選投票を前に、最後の演説にも力が入ります。

高市氏
「日本列島を強く豊かに。そして次の世代に引き継いでまいりましょう」

 国会議員票の得票が3番目だった高市氏は、決選投票が始まると、厳しい表情を見せます。そして…。

総裁選挙 管理委員長
「高市早苗君185票、小泉進次郎君156票であります。よって高市早苗君をもって当選者と決しました」

 初の女性総裁誕生に沸く高市氏の地元・奈良。

女性
「奈良県で出てよかったな」
男性
「多様性とかの時代なので、女性を代表して頑張って頂けたら」

■中国SNS「極端に反中」 高市氏決意「働いて働いて」

 地元から喜びの声が上がる一方で、海外からは懸念の声も上がります。

中国外務省
「我々は選挙結果を注視しているが、これは日本の内政問題である。積極的で理性的な対中関係を堅持するよう希望する」

 中国の検索ランキングでは1位になるほど関心が高く、SNSにはこんなコメントも…。

「彼女は極端に反中で、最初にやることは靖国神社参拝だろう」

 トランプ大統領の来日を控えたアメリカでも、東京と中継を結んで伝えました。

アメリカCNN
「彼女は保守派の国家主義者であり、イギリスのサッチャー元首相を『尊敬する人』に挙げています。そんな彼女が日本の総理大臣になる見込みです」
「高市氏の勝利は、自民党が保守的なルーツに立ち返ることを意味しています。保守派の信頼を取り戻す狙いがあります」

 新総裁に選出された直後、会場の自民党議員を前に決意を語った高市氏。

「皆さまと共に自民党をもっと気合の入った明るい党にしていく、全世代総力結集で全員参加で頑張んなきゃ立て直せませんよ。私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いて、まいります」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年10月6日放送分より) (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

View Comments (28)
  1. 立憲が玉木を担ぐっていう主張は榛葉さんそりゃキレるわな。
    何おぶさろうとしてんだよ安住。

    榛葉さんド正論ですw

  2. 外国人だからというだけで嫌ってはいけないけど、移住ウェルカム、長期滞在もウェルカム、不法滞在も見ないふり、ろくに調べず手当も出しまくり、外国人による犯罪増加も見ないふりの現状にメスが入りそうで本当に喜ばしい。
    今の外国人に対するゆるゆる状態にリセットをかけて日本という国を立て直さずして、他国に門戸を開くなどできない。

  3. 核心はイスラエルとの関係。
    国民民主や参政党と連立して日本リクードになるか、社民じゃなかったなんだっけ?あそこと連立して隠れユダヤになるか。

  4. 高市さん阿保か働いて働いて働いてくださいパワハラ人間をなにと思ってますか人間です。馬何ですか最低最悪訴えて見るか謝罪してください

  5. 極端に、反中華人民共和国、OK!
    奈良の都の、母なる愛を、持つ高市早苗氏
    ようやく、本当の日本が到来する
    女性総理を立てよう!
    母なる日本だから!
    イギリス母なるエリザベス女王の、再来ともいえる。日本の立場。

  6. 彼女の懸念点は
    関西生まれ→西側に補助金とか増えて関東、東北とかの経済振興が止まる
    タイガースファン→東京で巨人ファン狩りが発生しないかw

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