運航会社社長の裁判 事故後に「また新しい事件が起きたら収まる」と妻にメッセージ 知床沖観光船沈没事故

運航会社社長の裁判 事故後に「また新しい事件が起きたら収まる」と妻にメッセージ 知床沖観光船沈没事故



知床沖観光船沈没事故の桂田精一被告の裁判できょう(3日)検察側からの被告人質問が行われ、事故の4日後に桂田被告が妻に「また新しい事件が起きたら収まる」とメッセージを送っていたことがわかりました。

高橋海斗記者)
「いま桂田被告が釧路地裁へと入りました。被告人質問2日目のきょうは検察側からの質問が行われます」

起訴状などによりますと、運航会社の社長、桂田精一被告は悪天候が予想される中、運航管理者などでありながら運航の中止を指示せず観光船「KAZU1」を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

きょうの裁判では検察側からの被告人質問が行われ、出航判断の協議について問われると…。

検察官「(出航判断の)協議の場にはいなかったですか?」

桂田被告「いたりいなかったり」

検察官「1週間に何回くらいですか?」

桂田被告「4割くらいです」

検察官「口出しはしないけど協議の場にはいましたか?」

桂田被告「そうですね。他の仕事をしていたり、最終的な判断は(船長に)聞いていました」

事故4日後に会見を開いた桂田被告。
この日、妻にあるメッセージを送っていたことがわかりました。

検察官「(妻に)2ヵ月だけ忙しい、また新しい何か大きな事件が起きたら収まる、と送りました?」

桂田被告「記憶にないです」

ここで検察から実際のメッセージが示されると・・

桂田被告「記憶にはないですけど、妻を心配させないために」

きょうの被告人質問を傍聴した乗客家族は、

息子が行方不明 小柳宝大さんの父親)
「桂田被告らしくちょっと記憶にございませんとか、しどろもどろでちゃんとしたことを答えてくれない。だからやっぱり辛いですね。誠意をもって回答してもらいたい」

あすは乗客家族による被告人質問が行われます。

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View Comments (6)
  1. 事件の深層を分からなくさせたのは、社長の謝罪するつもりがない言動。運航させたのは、船長のせい。整備不良は技師のせい。乗降したのは、安全と安心を信頼し信用した、尊い犠牲の観光客のせい。社長は、何も知らない、してない、みていないを、繰り返すだけ。この裁判でさらけ出し、確実に、罪業を背負せねばならない。

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