映画賞を席巻した『恋人たち』(2015)で知られる “ひと”と“希望”を描く名匠・橋口亮輔監督『ハッシュ!』から、ボビー・マクファーリン×ヨーヨー・マ、世界的アーティストが手がけるオープニング音楽とともに始まる、孤独を抱えた3人の始まりを映した冒頭本編映像解禁!
本作は、他者と関わることに戸惑いながらも、それでも誰かと生きようとする人々の姿を描いてきた橋口亮輔監督の代表作『ハッシュ!』と『ぐるりのこと。』を、4Kリマスター版としてスクリーンに蘇らせるもの。
ゲイカップルと一人の女性が模索する“新しい家族のかたち”をユーモラスに描いた『ハッシュ!』、一組の夫婦の10年を通して人と人の間に生まれる希望を見つめた『ぐるりのこと。』。いずれも“誰かと生きること”の難しさと愛おしさをすくい上げた、時代を超えて語り継がれる名作である。
今回解禁された映像は、直也(高橋和也)がポケットからバイク用サングラスを取り出し、「…しょっと」と気合を入れて走り出すシーンから始まる。
自転車を漕ぎ出す直也に合わせて流れ始めるのは、ボビー・マクファーリンによる軽快な主題歌「Hush Little Baby」。思わず走り出したくなるような爽やかなリズムとは対照的に、カメラが映し出すのは、朝子(片岡礼子)の暮らす薄暗い部屋。ビールの空き缶やお菓子の袋が散らばる室内をゆっくりとなぞるように進むカメラは、部屋の隅で体育座りをし、虚ろな表情でタバコを手にする朝子を捉える。
窓を開け、何かを口に入れるものの、しけていたのか思わず吐き出す朝子。その姿には、軽快な音楽がもたらす爽やかさとは正反対の、閉塞した日常が漂う。一方、直也は職場へ向かい、自転車を力強く漕ぎ続ける。
続いて場面は満員のバス車内へ。窓際に座る朝子の前で、円筒状の荷物を持った勝裕(田辺誠一)がバスの揺れに足を取られ、荷物が朝子にぶつかりそうになる。「すみません」と真面目に謝る勝裕。何気ない日常の一場面の中にも、それぞれの人物が抱える孤独や不器用さがにじむ。
こうして始まる、直也、朝子、勝裕の3人の物語。互いに異なる孤独を抱えた彼らが、どのように出会い、関係を築いていくのか――。
本作の主題歌「Hush Little Baby」を手掛けたボビー・マクファーリンは、1950年ニューヨーク生まれ。1982年に「踊る声」で歌手デビュー以来、声そのものを楽器のように操る独自の歌唱法で注目を集め、1988年には「Don’ t Worry, Be Happy」が全米1位の大ヒットを記録。グラミー賞を受賞した。
「Hush Little Baby」は、もともとアパラチア山脈地方で古くから歌われていた子守歌をマクファーリンが編曲したもので、チェリストのヨーヨー・マとのデュオによって収録された楽曲。本作の冒頭を彩る軽やかな歌声が、3人の物語の始まりを印象深く告げている。
『ハッシュ! 4K リマスター版』は2026年7月24日公開
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どちらも心に残る大好きな作品
4K化とは嬉しすぎ もしかしたらBlu-ray化もあり得るなら是非購入したい
DVDは持ってるけど、やはりより良い映像で好きな作品は持っていたい
東京に観に行こうかな
橋口監督の新作も心待ちにしている
1:04 TOWEL!