「50万貸してほしいんすけど」
実写版『闇金ウシジマくん(映画第1作・2012年)』から、イベントオーガナイザーの小川純(菅田将暉)がカウカウファイナンスを訪れ、丑嶋馨(山田孝之)に借金を申し込む序盤の名シーンをお届けします。このやり取りを通じて、闇金の残酷なルールと、金をめぐる弱肉強食の世界観がありありと描き出されています。
小川純は当初50万円の融資を希望しますが、丑嶋は同社のルールとして新規顧客は最大10万円までしか貸さないと告げます。丑嶋は純が以前パーティー会場にいた人物であることを見抜き、借金を返せなかった人間の末路を目撃しているはずだと突きつけます。自分は人脈を豊富に持つイベントオーガナイザーだとアピールする純。事業の人脈ネットワーク維持のため資金が必要だと訴え、来月にはまとまった収入が入るのですぐ返済できると必死に弁明します。
丑嶋は渋々10万円を貸し出すことにしますが、「十日で五割」という悪魔のような高利の条件を突きつけ、10日後の返済を要求します。金の理について丑嶋は「金は奪うか奪われるかだ。てめぇの本心殺して人に媚び売って恵んでもらうもんじゃねえ」と冷ややかに語ります。虚勢を張る純に対し、丑嶋は「奪うか奪われるかだろ。サクッと金抜いてきっちり奪わせてもらうじゃねーの」と、闇金業者としての本音をむき出しにします。
甘い見通しで借金を求める若者と、容赦ない闇金の鉄のルールがぶつかり合う、物語の伏線ともなる緊張感あふれる一幕です。
このクリップは、映画『Ushijima.the.Loan.Shark.2012』に収録されている名場面を編集したものです。
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