龍ははるばる島まで母を訪ねて来たが、冷たい扱いを受けただけだった。 腹を立ててひとり山に入り、足を滑らせてけがをした。 剛洋は心に負い目を感じて山へ人を探しに入り、五島もその後を追ったが、救助の途中で思わぬけがをした。 黒い夜が谷を包み、三人は閉じ込められた。 一方には少年の痛み、もう一方には母が表に出そうとしない気遣いがあった
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