木田カナの状態が急変し、母子ともに一刻を争う状況となる。
お腹は硬くなり、胎盤早期剥離の可能性も考えられ、すぐに帝王切開を行わなければならなかった。
長年、能登で産婦人科医を続けてきた父・晃志郎は、自分の体調が万全ではないにもかかわらず、最後まで患者を救おうとする。しかし、時間に余裕はない。
そこで執刀を決意したのが息子・四宮春樹だった。
手術を前に、晃志郎は患者の夫に向かって「うちの息子を信じてやってください」と伝える。
東京で産婦人科医として働く息子を、父親として、そして同じ医師として信頼しているからこその言葉だった。
「カナのこと、妻と赤ん坊のこと、よろしくお願いします」
その言葉を受け、四宮は緊迫した状況の中で手術に挑む。
一分一秒を争う帝王切開。やがて赤ちゃんの誕生が告げられ、母親の出血も幸い大きな問題にはならず、母子ともに無事に乗り越えることができた。
手術を終えた父は、これまで自分が取り上げてきた子供たちのことを語りながら、息子と静かに向き合う。
「ここが好きだからな」
そして最後には、父親らしい強がりを見せながら息子に声をかける。
長年、故郷で命を救い続けてきた父と、その背中を追って医師になった息子。
この緊急手術は、患者を救うだけではなく、二人の医師が次の世代へと想いを受け渡す瞬間でもあった。
今回は『コウノドリ』第2シリーズ第9話から、木田カナの緊急帝王切開を中心に、四宮が父から執刀を託される場面、そして母子の無事な出産と父子の絆までをわかりやすく解説します。
作品情報
作品名:コウノドリ
シリーズ:第2シリーズ(2017年)
エピソード:第9話「不育症 世界一の味方は誰?」
主演:綾野剛
出演:星野源、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、大森南朋 ほか
ジャンル:医療ドラマ/ヒューマンドラマ/産婦人科ドラマ
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