緒形拳が、二人の師匠を裏切って劇団を辞めた19年後にしたこと #緒形拳 #新国劇 #感動する話

緒形拳が、二人の師匠を裏切って劇団を辞めた19年後にしたこと #緒形拳 #新国劇 #感動する話



緒形拳さんは高校時代に新国劇の舞台に惚れ込み、
仲間内で『王将』を演じたとき、大阪の名棋士・坂田三吉を演じました。

その役を新国劇で演じていたのが、看板俳優の辰巳柳太郎さんです。
緒形さんは辰巳さんへの弟子入りを目指し、1958年に新国劇へ入団して付き人になりました。

新国劇にはもうひとりの看板俳優、島田正吾さんがいました。
豪快な演技の辰巳さんと、繊細な演技の島田さん。
タイプの違う二人に目をかけられ、緒形さんは演技指導を受けて劇団のホープと呼ばれるようになります。

1965年、NHK大河ドラマ『太閤記』で主役に抜擢されると、テレビの仕事が次々に舞い込みました。
舞台とテレビはどちらも拘束時間が長く、両立はできません。
1968年、緒形さんは二人の師匠を裏切る形で新国劇を退団します。

それでも緒形さんは「自分は舞台役者」と語り続け、二人への思いは生涯変わりませんでした。

1987年、新国劇が70年の歴史に幕を下ろすことになります。
その最終公演で緒形さんが演じたのは、『王将』の坂田三吉でした。
高校時代に仲間内で演じ、師匠・辰巳柳太郎さんの当たり役だった、あの役です。

緒形さんは「辰巳先生に見てもらいたい」という思いで取り組んだといいます。

2006年には、もうひとりの師匠・島田正吾さんの三回忌追善興行で、
島田さんが受け継いでいたひとり芝居『白野』を演じました。
これが緒形さんにとって、舞台での最後の作品となりました。

出典:
https://ja.wikipedia.org/wiki/緒形拳 (脚注付き記述。二人の師匠・退団・1987年の『王将』・2006年の『白野』)
https://ja.wikipedia.org/wiki/辰巳柳太郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/島田正吾
https://ja.wikipedia.org/wiki/新国劇

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