笠智衆|父を演じた人は、娘役と一歳違いだった【三十秒展示室 No.0280】

笠智衆|父を演じた人は、娘役と一歳違いだった【三十秒展示室 No.0280】



小津安二郎の映画で、お父さんといえばこの人、笠智衆(りゅうちしゅう)さんです。熊本のお寺の次男で、父が住職を務める浄土真宗の寺を継ぐ予定でしたが、継ぐ気はありませんでした。
1925年2月、新聞で研究生募集の広告を見た友達にひやかし半分で勧められ、松竹蒲田撮影所の俳優第一期研究生の募集に合格します。映画俳優になるのは本意ではなかったけれど、住職以外ならどんな職業でもよかったそうです。
初めて老け役を演じたのは『一人息子』で、まだ32歳のときでした。
そして1953年の『東京物語』では、尾道で暮らす年老いた父・平山周吉を演じます。妻のとみを演じた東山千栄子さんは15歳も年上、長女の志げを演じた杉村春子さんは1歳しか歳が変わらず、長男の幸一を演じた山村聰さんは5歳下。ちなみに『麦秋』では逆に、2歳年下の菅井一郎さんの長男役で出ています。
1969年からは『男はつらいよ』の御前様として、シリーズの最後まで出演しました。

「三十秒展示室」は、Wikipediaで急上昇した言葉をひとつ選んで、
30秒のミニチュア展示に変えていくチャンネルです。

▼出典
・Wikipedia「笠智衆」
・Wikipedia「東京物語」

▼クレジット
・ナレーション:VOICEVOX:青山龍星
・映像生成:MiniMax H3

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