本作は、ベネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト、Biennale College Cinema 2018-2019において、インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画であり、香港国際映画祭、昨年の東京国際映画祭など多くの国際映画祭でも映画化の期待と注目を浴びており、企画から5年の月日を経て、来る10月23日に開幕を迎える東京国際映画祭のコンペティション部門公式出品作品として念願のワールドプレミアを迎えます。
江戸時代、無宿人と呼ばれる戸籍を剥奪された人々が内地から佐渡島に連れてこられ、金山で過酷な労働を強いられた結果、多くの方が命を落とすという出来事がありました。
佐渡島を訪れた富名監督は、この金山跡地の片隅にひっそり佇む墓地、“無宿人の墓”の存在から本作の着想を得たといいます。
「この社会に記録上存在していない、無宿人と無国籍者は、亡くなってもその存在は永遠に認められることがないまま、その魂は“彷徨える魂”としてこの世を漂っている。
忘れ去られないためにもこれをテーマに映画を作りたかった。」と監督は話します。
【あらすじ】
舞台は佐渡島の金山跡地。倒れている女(小松菜奈)が目覚める。
女には過去の記憶がない。
女は、清掃員の女性キイに助けられ、家に運ばれる。
そこにはアカとクロという名の女の子も暮らしている。
名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。
ミドリはそこで警備員の男(松田龍平)と出会う。
男もまた名前と過去の記憶がないという。
そんなミドリと男は互いに惹かれ合っていく…。
出演:小松菜奈 松田龍平
監督・脚本:富名哲也
プロデュサー:畠中美奈
製作・配給:テツヤトミナフィルム
配給協力:ハピネットファントム・スタジオ
©️TETSUYA to MINA film
公式サイト:URL https://watakushidomowa.com
2024年ロードショー
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