知床の観光船沈没事故を巡り、乗客の家族らが運航会社などに対し損害賠償を求めている裁判で、きょう(19日)運航会社の元従業員が出廷し「条件付き運航の指示は受けていない」と証言しました。
2022年、知床沖で観光船「KAZU1」が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明のままとなっています。
乗客の家族らは運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長を相手取り15億円を超える損害賠償を求めています。
きょうの裁判では事故当日、運航会社の事務所にいた元従業員が証人として出廷しました。
桂田社長は、これまで海が荒れた場合に途中で引き返す「条件付き運航」を決めたと主張していました。
元従業員は条件付き運航について、桂田社長から「指示は受けていない」と述べ、桂田社長が運航の責任者だったという認識について問われると「全くありませんでした」と証言しました。
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