目の前で患者が倒れているのに、優先されたのはVIPの人間ドックだった。
露天風呂で倒れた男性に、心筋梗塞の疑いが浮上。唯織たちは一刻も早いカテーテル治療を求めるが、帝光クリニックは予約客の検査を理由に処置を拒んでしまう。
患者を救うこともできず、苦しむ姿を見守るしかなかった裕乃。
「病院は、治療を必要とする患者のためにある」
しかし小野寺には、仲間をリストラから守るために収益を上げなければならない事情があった。
患者の命か、病院の経営か――医療現場の厳しい現実が突きつけられる。
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